ダイオード マイクロパワー プッシュ

Diodes Incorporated は、バッテリ駆動アプリケーションでの近接センシング用に設計されたモノリシック、ユニポーラ ホール効果スイッチの 2 つの新しいポートフォリオを発表しました。 これらのデバイスは、1.85Vで1.1μA、1.6V～5.5Vで1.6μAという超低供給電流を備えているため、スマートフォン、ラップトップ、ウェアラブルなどのバッテリ駆動のポータブル機器に最適です。 このデバイスは、家庭用電化製品、ゲーム機、産業用ハードウェアの用途にも適しています。

これらのホール効果スイッチの動作電圧は 1.6 V ～ 5.5 V であるため、ポータブル デバイスのバッテリから直接電力を供給できるため、電力変換の面積とコストが不要になります。 デュアル出力 AH139x シリーズの出力 1 は N 極に応答し、出力 2 は S 極に応答し、標準動作点は 25G (AH1391) および 30G (AH1392) です。 AH138x シリーズの単一出力は、部品マーキング側の S 極に応答し、標準動作点は 18G (AH1381)、30G (AH1382)、および 45G (AH1383) です。

これらのスイッチの動作ウィンドウが狭いため、磁気拡散が低く抑えられ、チョッパ安定化設計によりスイッチ ポイントのドリフトが最小限に抑えられ、優れた温度安定性が実現します。 堅牢性を高めるために、これらのデバイスは強力な人体モデル (HBM) 静電気放電 (ESD) 保護を備えています。AH138x シリーズでは 8kV、AH139x シリーズでは 6kV です。 さらに、これらのデバイスは外部プルアップ抵抗を必要としないプッシュプル出力を備えているため、システム設計が簡素化され、基板スペースが節約され、部品表が削減されます。

スモールフォームファクタのアプリケーションへの適合性を確保するために、すべてのデバイスは業界最小のパッケージ DFN1010-4 および DFN1410-4 で提供されます。 AH1381、AH1382、および AH1383 バージョンは、SOT23 パッケージでも追加で入手可能です。 AH138x シリーズは 1,000 個の数量で、DFN パッケージで 0.17 ドル、SOT23 パッケージで 0.16 ドルで入手できます。 AH139x シリーズは DFN パッケージで、1,000 個の数量で 0.18 ドルで入手できます。 これらとホール効果スイッチの完全なポートフォリオは、ホール効果センサー パーツ セレクターに含まれています。